
前回ご紹介した、ボロボロになってしまったLYKKEの輪針ケース。ついにリメイクしました!自分用として楽しみながら作ったので、試作としては上々の仕上がりです。今回はその記録と、ちょっとした気づきをまとめました。
朽ちる前に、リメイクすることにしました
前回、悲しみとともにご紹介したLYKKEのケース。
ボロボロになってしまう前に、思い切ってリメイクすることにしました。
材料は家にあったハギレたち。
50cmだけ買ったechinoの生地をうまく使いたい。

無地のベージュは薄めの帆布、グレーはパラフィン加工の帆布。カバン用の芯も使います。
このチーターの全身がちょうどいいサイズ。これを生かせるかな。

ベージュの帆布もなんとか足りそう。
まずは元のケースを分解して部品取りをします。
針入れになっていた太ゴム、開閉マグネット、ファスナーを再利用することにしました。
LYKKEの革タグも忘れずに。
分解して、部品を取り出す

しっかり作られていたので、バラすのが大変でした。
ファスナーのスライダーにはLYKKEの刻印が。キラリ。

ずっしりと存在感あります。
部品取りが完了したので、どんな形にするか考えます。

どんどん元のケースとは違う形になっていく。
ワールドカップを見ながら夜のうちに形を決めて裁断しました。
勢いのまま縫ってしまいたいところでしたが、夜中なのでグッと我慢。
組み立ては明日に。
完成!チーターの輪針ケース
そして今日。
唐突ですが、完成しました。

じゃーん。チーターの顔が表紙。LYKKEの革タグもつけました。

マグネットは再利用。タグは「SHIGEMI WORKS」。自分のものを作った時に付けてます。

輪針入れのゴムも再利用です。

輪針入れの後ろにポケット。

コードはファスナーポケットに。

全体はこんな感じ。ポケット豊富です。

キラリ。もちろんファスナーも再利用。

どーん。チーター全身ちょうど入った!
手を動かしてみて気づいたこと
なんでもそうですが、はじめの一つを形にするのは大変。
何度もやり直しました。
でも、はじめの一つを作る時にしか味わえない楽しさってあるんですよね。
そして、手を動かしてみないと分からないことがある。
今回も、実際に組み立ててみて気づいたことがたくさんありました。

じわじわ可愛い。
これ、商品にできるかな。
今後商品にしていくことも考えて、また何個か作ってみます。
また試作品が積もっていく予感…。