
輪針収納の試行錯誤。過去のファイリング方式の良さと課題を振り返りつつ、新しいアプローチで「使いやすくて可愛い」を目指す日々。輪針ケース、ついに商品化の気配です。
ごちゃごちゃ輪針、どう整理する?

こちら、かつての**輪針のごちゃら〜**状態。
なんとかしようと、昔はファイリング方式にしていた時期がありました。

表紙付きのリングファイルでしたが、かさばるのでリング部分だけを抜いて使っていました。
バラの輪針を号数ごとに並べて一箇所にまとめて収納。
必要なものだけを取り出すも良し、シートごと取り外すも良し。
ファイリング方式、最初は満足。でも…
「完璧!」と思ったファイリング方式でしたが、実際に使ってみると…
「あー。あそこに入ってるのかー。めんどくさいな。」
と、取り出すのが億劫に感じてしまうように。
よく使う針も、全部まとめてファイルにしまってしまうと、出すのも戻すのも面倒で、結局ビロンビロンのまま置きっぱなし。
ファイルを出して→リングを開けて→シートを取り出して→針を取り出して→ファイルをしまって…
それが、ちょっと手間すぎたんですね。
輪針収納の課題は、大きく3つ?
輪針の収納には、少なくとも以下のようなポイントがあります。
- 種類や号数がバラバラなものを整理収納したい
- 自由奔放なコードをすっきりまとめたい
- 細い針先を安全に守りたい
ファイリング方式は①を中心に、②③も少しカバーしていました。
でも実際には、②③から考えた方が使いやすいかも?と思い始めたのが、先日の輪針ケースのアイデアでした。
②③からアプローチしてみた輪針ケース

(編んでいるのは毎天セーター)
まずは、輪針を親しみやすく扱いやすい形にする。
その辺に置いても、危なくなく・煩雑じゃないように。
そして、必要ならまとめて収納する。
リングでまとめて壁に掛けてもいいし、ボックスに入れてもいい。
そうやって②③を解決しながら、最終的に①も叶えていく、という流れです。
安心してバッグに入れられる形

(凪ショール編み中)
このケースならバッグにポンと入れても安心。
コードが暴れることもなく、針先も保護できます。
アレンジも自由に楽しめる

(しつこく毎天セーター)
色分けしても良し、スタンプを押してデコレーションしても良し。
使う人が自分のスタイルに合わせてカスタマイズできる余白もあります。
ハトメ問題、ついに解決かも?
ずっと悩んでいたハトメ問題も、解決の糸口が見えつつあります。
量産できるようになれば、お店に並ぶ日も近いかも…?
そして、たくさんの方に使ってもらうことで、どんどんブラッシュアップしていけたらいいなと思っています。
便利で可愛い収納、実現させたい!