「持ち手が欲しい!」巾着袋を外に持ち出して気づいたこと

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nuunuu一柳
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「自分が欲しいもの」から始まったハンドメイド制作。プロジェクトバッグ(巾着袋)に持ち手がないことに気づいたある日、外に持ち出す場面を想像して形を見直すことに。暮らしに寄り添うものづくりの視点と、その変化のきっかけを記録したエピソードです。

「自分が欲しいもの」が原点

「自分が欲しいもの」がそもそものスタートだったので、趣味の編み物まわりから作り始めた布雑貨。

でも編み針ケースはポケットの幅を変えればペンケースやツールケースにもなるし、プロジェクトバックは結局巾着袋です。

もうちょっと編み物に特化した形にすることもできるんですよね。

プロジェクトバッグの進化形?

たとえば、

  • ツール用の内ポケットをたくさん付ける
  • 毛糸を通す穴を開ける
  • 腕にかけたまま編めるように持ち手を工夫する

など、海外のプロジェクトバッグではよく見かける工夫です。

海外では編み物のライフスタイルへの取り入れ方が日本と少し違うのかもしれません。 もっと活動的というか、生活の中で「移動中にちょこちょこ編む」ことが普通に行われている感じ。

私の編み物スタイル

私も外出先、たとえば病院の待ち時間などに少しだけ編むことがありますが、まだまだ落ち着かず集中できません。

私にとっての編み物は、

  • 家でお茶を入れて
  • 好きな音楽をかけて
  • いつもの椅子で
  • 誰にも邪魔されない時間

そんな静かで心地よい時間の中で楽しむもの。

だから自然と、そこに合った道具やバッグを作るようになりました。 活動的なプロジェクトバッグではなく、落ち着いた時間に寄り添うような、そんな道具です。

同じように、自分の時間を大切にしている方に届けたい。 だから今の形でいいのかもしれません。

そんな気持ちで作った巾着袋

ほんのり懐かしさを感じる巾着袋です。

そのままだと少し可愛すぎて使い道に迷っていた生地を、ほんのりセピア色に染めてみました。 すると、大人っぽいチャコールグレーの服地用の生地とトーンが合って、しっくり馴染み、落ち着いた雰囲気の巾着袋に仕上がりました。

写真では微妙な色のニュアンスや素材感がなかなか伝わらなくて残念ですが、 仕上がりがかなり気に入って、サンプルとして作ったものを自分用にしてしまったくらい。

そして今、気づいたこと

このブログを書き終えたら病院に行く予定なのですが、 この巾着袋をサブバッグ代わりに持っていこうと思ったところで気づきました。

持ち手がない!

なるほど。そういうことか。

最近よく見かける“持ち手つき巾着バッグ”。 紐だけでぶら下げるよりも、スッと手に持てる持ち手があると、 見た目にも実用面でもやっぱり便利なんですね。

しかもこの巾着、服地用のチャコールグレー生地を使っているから、 カジュアルすぎずちょっとお出かけにも持っていける雰囲気。 だからこそ、持ち手が欲しくなる。

なるほど、そういうことか。

さっそく改良へ!

ということで、帰ったらこのサンプルをほどいて、 持ち手ありバージョンを作ってみようと思います!

巾着袋は巾着袋で良さがあるけれど、 「持ち手がある」ことで広がる使い道や気分の変化も見逃せない。

試してみたらまた報告しますね。